2012. 11. 12  
先週の日環協経営者セミナーで、「中国古典『易経』に学ぶ経営学」と題して、
易経研究家の竹村亞希子さんの講演を聴きました。

私の祖父は「易」にとても詳しかったようで、父もよく知っています。
しかし、私は「易」に触れる機会が全くありませんでした。

Wikipediaによると、易経とは・・・
「古代中国の占筮(細い竹を使用する占い)の書である。
 符号を用いて状態の変遷、変化の予測を体系化した古典。
 中心思想は、陰陽二つの元素の対立と統合により、
 森羅万象の変化法則を説く。」

難しい感じもしますが、
竹村さんのお話はとても分かりやすく参考になりました。

中でも「兆しと時中」、「龍」のお話は興味深かったです。


「兆し」とは、目に見えないものを観ること。リーダーに必要な直感力である。
「時中」とは、ピッタリなタイミングのこと。

春夏秋冬で例えるならば、「冬」は種を蒔いてはいけないということです。
種は春に蒔くもの。

しかし、「冬」という厳しく、人に認められない時は必要で、
全ては冬から出発するそうです。

時中と対比して「時流」と言う言葉がありますが、
「時流を追いかけるものは時流によって滅びる」
・・・肝に銘じて命じておきます。

ただし、冬は“何もしない”という意味ではなく、しっかりと土を作る時代。
土ができていなかったら、春に種を蒔いても芽は出てこないですからね。

そして、もう一つ。「龍」のこと。

龍がめでたいのは、雲を呼び雨を降らせるから。
易経では、人生や会社・団体・プロジェクトなどがどのように伸びて、
どういった場合に没落していくのか、リーダーを龍になぞらえて変遷の家庭を
六段階に分けて説明しているそうです。

 ①潜龍・・・地に潜みかくれたる龍(志を抱き、実現のための力を蓄える)
 ②見龍・・・人を見て学ぶ龍(基礎・型を作り、真似ぶ)
 ③終日乾乾・・・意志を持って努力する龍(強く積極的になりつつ反省する)
 ④躍龍・・・跳躍のタイミングを計る龍(独自の世界を極める手前の段階)
 ⑤飛龍・・・大空を飛翔する龍(志を達成し、隆盛を極めた段階)
 ⑥亢龍・・・おごり高ぶりのために失速する時代(人の意見を聞かなくなる)

亢龍にならないように、常に自分を戒めなければ。。。

最後に、社長の役割として、社長だけ力が無い「陰」の状態で、
他の社員は全て「陽」という組織が一番いい状態なんだそうです。

社長は、それぞれの担当者の力を発揮させ、理念浸透と人財育成が仕事。
社長は器量(その席を全うする能力)ではなく、
度量(受け入れる、許す、聞く)を磨くことが大切。

そう結んでいました。

これって、企業風土改革と同じ・・・かな。

「歴史」と「自然」に学ぶ・・・ですね。
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易経   兆し   時中   陰陽   潜龍   見龍   終日乾乾   躍龍   飛龍   亢龍  
Comment
竹村亞希子です
竹村亞希子です。
ありがとうございます。
こんなに丁寧に紹介してくださって、とても嬉しいです!
一点だけ。
名前は武村ではなく、竹村亞希子です。
今後ともよろしくお願いいたします。
Re: 竹村亞希子です
竹村さん

コメントありがとうございます。
講演者のご本人からのコメントに少々驚いておりますが、
ブログを見つけて頂いて私もとても嬉しいです。

その節は、大変興味深く分かりやすいご講演をありがとうございました。

お名前の件、大変失礼いたしました。
今更ですが修正しました。

父がお世話になっていると伺っております。

親子共々、今後ともよろしくお願い致します。
ありがとうございます
たまたま検索エンジンに表記されて知りました。

訂正ありがとうございました。
お父様には新聞でも紹介いただいて感謝しております。
FB、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
Re: ありがとうございます
竹村さま

こちらこそよろしくお願い致します。
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ji-hama

Author:ji-hama
理化学技術者集団ユニケミーで働くジーハマです。20年以上続けているバドミントンを通じて、チームワークの素晴らしさを学び、人と人との繋がり大切にしています。「人」を中心に経営し、自ら考えてチームワークで実行できる組織づくりに日々奮闘しています。

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