2011. 03. 06  
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「大和のこころ、大和人の経営」“千年続く経営”の実現を目指す
千年経営研究会 講演会&体験発表会

先日、こんなタイトルの案内リーフレットが私に届きました。
発信元は名南経営の亀井英孝さん。

名南経営さんには、ユニケミーも古くからお世話になっていて、
リーフレットのタイトルに一目惚れ。
同じ思いの経営者が多く集まっている予感。

そんなドキドキ・ワクワクから、この会に参加してきました。
第1部は、大和古流廿一世当主 友常貴仁 先生の講演

何やら難しそうな講演。そんな気持ちでスタートしました。

友常先生は、亀井さんが師と仰ぐ先生のようで、講師紹介によると
「日本古来の伝統に基づく極秘儀式を継承し、礼法・香道・茶道・歌道から
 剣法・弓術と日本文化文武百般の奥義を一人の身に修める。
 ・・・千年以上継承してこられた家柄の現役当主」
と書かれています。

一言では「日本古来の伝統を家業としている家柄の現当主」というイメージでしょうか。
凄いのは、飛鳥時代から73代目、室町時代から21代目であり、37年間当主であること。

こんなところから、だんだん講演に引き込まれていきました。

内容は、事業承継についてですが、社員にとってはかなり泥臭い話かもしれませんね。

事業継続のコツは一言で「資金調達力と営業力」とキッパリ。
日本の伝統とこの泥臭いキーワードが結び付くとは。
そしてこれは、当主(会社では社長)がやらなければならず、他人に任せるものではないと。
もちろん、営業活動をすべて社長がやれ!という訳ではないです。
また、「他人をいくら信用しても必ず裏切られる」
「だから家業は直系の血族に継承するのが望ましい」

10人が「あなたを信用する」と言っても、裏切らないのは1人いるかいないか。
えっ? これには何かもっと深く考える必要があるな、そんな思いです。

今の私にとっては、重く鋭い矢が、心のど真ん中を突くようでした。


私は何だか「家業」とか「事業承継」、「何代目」という言葉に違和感を持っています。
しかし、友常先生の講演を聞いているうちに、
なぜ違和感を感じるのか明確になってきたいような気がします。

ユニケミーは3人で創業し、会社所有権(株式)もほぼ等分からスタートして現在に至っています。
そして、この3人が協調し合って、ユニケミーが発展・継続してきました。
そして、後継者が私と決まったのです。

あれ?あれ?あれ? 「家業?」
そうだ!!
ユニケミーは、まだ誰も家業として当てはまらないということに気付いたのです。
だから入社後4年間、このような事業承継の話を聞けば聞くほど、「違和感」が膨らんでいったんだと。
つまり、本当の「家業」として行動した人が、ユニケミーには誰一人いないんだと。

ユニケミーは家業として現在「0代目」
私が、家業として「一代目」となるか、違う道を選択するのか?
そういう岐路にいるんだということが、腹に落ちました。

友常先生によると、「家業」とは、
三代続いて生業(なりわい)となって初めて「家」と成すということ。

ユニケミーは、まだまだこれからですね。どうしていくのかを含めて。
創業が3人で、協調し合って発展してきたことが、原点ですから。

その他、友常先生からたくさんのことを拝聴しました。

「私(友常先生)は、日本の伝統文化を守り抜くために、自ら生業を創り出している」
今の時代、職人さんも含めて、日本の伝統文化だけでは生業とならず、
講演や執筆活動を「資金調達力と営業力」として、伝統文化を守ろうとしている。
これは、つまり変えてはいけないことと、変えなくてはならないことが明確になっていますよね。

日本人・和のこころとして
「耐える、忍ぶ」
「武術においても、人を殺すことが目的ならば、西洋の鉄砲で良い。日本人は精神が必要」
「日本人は縄を張る(守る)民族、身内・仲間意識が強く、裏切りは許さない」
「口約束は書面契約よりも重要」
「日本を裏切らないように、社会性・公益性を大切にすること。稼ぐだけでは千年続かない」
「人格という基礎があり、商売の基本があり、さらに発展させる応用につながる」
など、千年続く経営のヒントがたくさんありそうです。

私は、人を信用する・しないことについて、こう考えています。
それは、裏切られても裏切られても、人を信じ続けること。
社員は裏切る者だと、道具のように考えることはできません。
たとえこれから、友常先生の言うように、多くの人に裏切られたとしても。
これは「性善説」という意味ではありません。
何かうまく表現できませんが、社員は「人財」であるということでしょうか。

たくさんのことを考えさせられる、友常先生の講演でした。


さて、第2部は千年経営研究会 会員による体験発表会。
5支部に分かれて、一人ずつの発表でした。
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自分の言葉で一人ひとり、しっかりと発表していました。
中には、涙ぐむ人まで。
皆さん、熱いですね。

「まず自分が変わらなければ」
「社長である父(義父)と徹底的に向き合おう」
「社員の話をしっかり聞くようにした」
「まず、先祖の墓参りをしっかりやろう」
「社員の子供が、自分の会社で働きたいと思ってもらえる会社にしたい」
「文句を言わず、即断即決即行でまず動こう」

私と同じ志と境遇を背負った仲間を発見しました。

「千年経営と即断即決即行」という思いに共感し、
私は即断即決即行で、この会に入会を決めました。
亀井さんの「厳しい指導」にも期待して。

そんな訳で、初対面ではありながら亀井さんと記念撮影。

千年経営研究会の皆さん、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします。
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プロフィール

ji-hama

Author:ji-hama
理化学技術者集団ユニケミーで働くジーハマです。20年以上続けているバドミントンを通じて、チームワークの素晴らしさを学び、人と人との繋がり大切にしています。「人」を中心に経営し、自ら考えてチームワークで実行できる組織づくりに日々奮闘しています。

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