2014. 10. 02  
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みちのく未来基金を訪問した後、実際に被災地へ入りました。

仙台空港周辺から名取市閖上(ゆりあげ)地区、
仙台市若林区荒浜を見学。

今回はタクシーを利用しました。
震災2日目に役人から依頼を受け、
実際にまだ手付かずの被災地を走り続けたドライバーの方が、
私を案内してくれました。

被災地に立った私の率直な感想。
「静かで穏やかな場所」

わずかに残された家屋を見て津波の痕跡は分かるものの、
あの大津波が襲った壮絶な場所という印象は感じられず、
また、テレビで見る更地だけの映像からでは感じられない“空気感”があります。

しかし、この場所は多くの方々が犠牲となった被災した地なのです。

「被災地は、死ぬも生き残るも地獄です。」
ドライバーの方からこう言われました。

今も月命日は、跡形も無くなった自宅にお線香とお花を供え、
ドラマのワンシーンのような悲しい場面があちこちで見られるそうです。


一方で、実際に津波が押寄せた場所でも、
今は新興住宅地になって新しい住宅が立ち並び、
すでに多くの方々がお住まいになっている地域もあります。

400年以上も前、伊達家が残した大津波から逃れるさまざまな知恵が
今になって注目されているそうです。


「被災者の方々の気持ちは?」
愛知にいるとついついそう質問したくなります。

しかし、その思いも一人ひとり違い一括りにはできない。
ドライバーの方のお話からそう察しました。


「東日本大震災には200万のストーリーがあります。」

「私は震災直後から被災地を走り続け、考え方というより人生観が変わりました。
 1年間は精神的にかなり厳しい状態でしたが、
 今は被災地の様子をこうやって語り続けることが私の心を支えてくれています。
 医者からも精神状態を保つために、
 語り部の仕事を続けなさいと言われていますから。(笑)」

「あなたのように、震災から3年半たった今でも、
 『何もできなかった』とモヤモヤとしている方は多いんです。
 実は仙台市内でも沿岸部は大変は被害を受けましたが、
 都市部はそうでもなかった。みんな被災者なんですけどね。多くを語らない。
 仙台市民でもそう思ってモヤモヤしている人も
 多いんです。」

「今からでも遅くない。今、自分にできることをやってください。」

そして、ドライバーの方からこんなお願いをされました。
「被災地を見学した感想を是非3人以上の方に話してください。
 1人は右から左へ聞き流すだけ。1人はただ聞くだけ。
 しかし、もう1人には心に響くものです。
 そしてその人がまた次の行動を起こしてくれますから。」

こうして約3時間半の見学を終えました。

被災地見学を観光化してはいけない。
被災者の方々のことを思ったらとんでもない。

そう考えて私は見学を控えてきました。

しかし、震災支援を決めてから少し考え方が変わり、
これを機会に思い切って被災地を見学しました。

その結果、見学してよかったと考えています。
そしてそれと同時にミッションも背負いました。

まずは未来ある震災遺児たちが、
少しでも夢に近づくよう支援することから始めます。
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プロフィール

ji-hama

Author:ji-hama
理化学技術者集団ユニケミーで働くジーハマです。20年以上続けているバドミントンを通じて、チームワークの素晴らしさを学び、人と人との繋がり大切にしています。「人」を中心に経営し、自ら考えてチームワークで実行できる組織づくりに日々奮闘しています。

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